脂質異常症(高脂血症)とは?
脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の悪玉コレステロールと中性脂肪が基準値以上になった状態の事です。悪玉コレステロールは、LDLコレステロールといいます。
血液中には、HDLコレステロール、通称善玉コレステロールと、中性脂肪(トリグリセリド)、LDLコレステロールがあります。
そして、血液検査では下記の検査項目があります。脂質異常症(高脂血症)は、中性脂肪とLDLコレステロールの値が基準値を超える状態の事です。
1)総コレステロール 基準値130〜219mg/dl
2)HDLコレステロール 基準値40〜89mg/dl
3)中性脂肪 基準値30〜149mg/dl
4)LDLコレステロール 基準値70〜139mg/dl
この基準値を超えると、高コレステロール血症や脂質異常症(高脂血症)になり、ひいては動脈硬化を引き起こします。そして、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血に至る可能性が非常に高くなります。
ですから、脂質異常症(高脂血症)を放っておくと非常に危ないんですね。
ちなみに、脂質異常症(高脂血症)は以前、高脂血症と呼ばれていました。でも、善玉コレステロール値が低い場合も「高脂血症」と呼ぶことが適切ではないとの意見がありました。たしかに、善玉コレステロールなのに、その数値も勘案して高脂血症というのはちょっと適切じゃない感じがしますね。
そのため、日本動脈硬化学会は2007年4月に「高脂血症」から「脂質異常症(高脂血症)」に変更しました。診断基準はLDLが140mg以上、中性脂肪が150mg以上、HDLが40mg未満となっています。







